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■《アナタが一番で賞》■ この度は、「いもむし男」の感想コメントに多数御応募いただき誠にありがとうございました。 厳正なる審査の結果、《アナタが一番で賞》は、神奈川県在住のS.Tさんに決定しました。 S.Tさんにはn2制作のオリジナルミニランプ「まさかの・ロスコビッチ」を、惜しくも次点となった優秀作の3名の方には、参加賞を贈呈しました。 以下は、S.Tさんの感想コメントです。 一番好きな登場人物: 多加 亜輝子・七尾 八百樹 演じてみたい登場人物: 七尾 華子 好きなシーン: 川村記念美術館 作者への質問: 本にしてもらえませんか。 感想コメント: 休みに入って、やっと読了しました。スリリングな展開で、一気読みしました。 いやー面白かったです! 後半のスラップスティック的展開もいいのですが、私は川村記念美術館のシーンと、一連の芸術論の部分がとても好きです。画家や芸術を題材にした文学作品はいろいろありますが、好きなところでは古いですが『月と六ペンス』を思い出します。しかし考えてみると、やはり言葉の人である作家が芸術を書くということには限界があるのでしょう。「外側から見た芸術」だったと思います。それに比べて『いもむし男』の芸術論は、芸術家であるn2さんが書く文章で、「内側から見た芸術」になっています。熱気や、思い、質量、輝き、そんなものが直接的に伝わってきます。芸術の世界がいかに美しく、恐ろしく、熱く、冷たく、優しく、厳しいかが、なんとなく分かるような気がします。 私はぜひ川村記念美術館に行ってみようと思いました。ちょうどいま私は休暇中ですし、もうマーク・ロスコは全部は見られないらしいですが、『アンナの光』も見てみたいと思いました。また、行ってきたら感想を書きますね。 芸術家が書く芸術についての面白い小説、というのは案外、あるようでないのではないでしょうか? ぜひ、どこかの賞に応募してみてはいかがですか? あるいは、やはりPC上だと読むのが大変なので、本にしていただければ、購入します! S.Tさんからは受賞コメントと設置写真もいただきました。以下に紹介します。 | |
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「まさかの・ロスコビッチ」ランプをいただきました。ちょうど、義母がくれたアジア風長持ち?があったので、その上に飾りました。点灯すると、写真のように、しっくりと暖かくて、いい感じです。大事に使わせていただきます。ありがとうございました。 ちょっと堅いですが、最近考えていることを。。。 |
芸術はともすれば道楽、趣味、遊び、つまりなくても良いものと考えられがちですが、必要なものだと思います。 最近、貧しい環境で育った若者たちと話す機会が多いのですが、だいたいにおいて彼らは心まで貧しいのです。それは質の良い小説や、音楽や、美術に触れ、誰かがその入り口で手ほどきをしてあげるということがなかったからではないかと思います。 彼らから何かを引き出して、やる気にさせようとしても、そもそも引き出しに入っているものが少なすぎます。ものを考えたり、疑問や興味を持ったり、自分なりに工夫したりといった、心の幅が狭すぎるのです。 確かに彼らは自然とのふれあいや、貧乏との闘いを通じて、いろいろな知恵を得てはいます。 しかし、もっとお金が欲しい、楽になりたい、親に楽をさせたいといった希望を、どうやって実現させるのか、ヒントの欠片も持っていません。ただ真面目に働き、人とケンカしないようにするだけです。 そこに芸術との関わりがあったなら、もっと賢く豊かな人間になっていただろうと思います。 芸術は、違う世界への扉であり、心の幅を拡げる栄養であり、美しいもの、不思議なもの、恐ろしいものです。そういうものがなければ、人生はただ生きるための闘いにすぎません。 S.Tさん、オメデトウゴザイマス!熱気のこもった感想コメントと受賞コメント、ありがとうございました。n2が言いたいことも正にそういうことです。伝えたいことが伝わるということの喜びを噛み締め、「ボケ防止小説、癖になりそう〜」なn2です。 これからも笑いと感動の物語(?)を発信しますので、どうぞヨロシクお願いします。 | |